矯正歯科
矯正歯科について
まず当院では、定期健診の際に矯正の必要性があるお子様に関しては、保護者の方に丁寧にご説明します。
また、中高生の方も歯並びにお悩みがある方は、お気軽に相談にお越し下さい。
歯並びが気になる…
- 前歯が極端に突き出ている。(出っ歯)
- 上の前歯より下の前歯の方が前に出ている。
- 噛み合わせがずれている。
- 歯が重なり合ってデコボコにはえている。
- 前歯と下の歯の中心がずれている。
- 前歯を噛み合わせても隙間があく。
歯並びが悪いとどうなるの?
- 食べたものがはさまりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなります。
- 下顎運動や顎関節の動きに支障を来すことがあります。
- 精神的なコンプレックスを感じ、さまざまな面で自信が持てなくなる場合があります。
歯並びは一生の宝です。その人にあった時期に矯正をお薦めいたします。
ご心配な方は一度相談におこしください。
矯正治療の流れ
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初診 (歯並びの相談)
まず気になる歯並びの話をお聞きし、お口の写真、必要に応じてレントゲンなどを撮影して虫歯や歯ぐきのチェックも行い、矯正治療へのながれについて一般的なお話をいたします。
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基本検査
(歯並びの模型、お口とお顔の写真、レントゲン写真)現在の歯ならびの状態、矯正治療の方針をお話しし、矯正治療を始めるタイミングやおおよその費用についてカウンセリングします。
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その他の検査(下顎の位置を調べるなど)
治療を希望される場合、矯正を始めるにあたって必要に応じて詳しい検査を行います。
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診断
具体的な治療方法を決定し、最終的な費用についてもお話しいたします。
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虫歯予防などの指導
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装置をつける
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毎月の調整
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(毎月の調整を繰り返す)
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装置をはずす
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終わりのカウンセリング
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定期検診
費用について
矯正治療をするには、矯正料と調整観察料がかかります。
矯正料は歯の矯正のための料金です。 調整観察料は来院の際にかかる装置の調整料金のことです。
最初の基本検査費用(レントゲン・口腔写真・歯並び模型)は有料です。
検査をもとに診断していき、矯正料がきまります。カウンセリングにより、詳しく説明させていただきます。ご希望の場合のみ進めていきます。
矯正治療費について
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
治療費は歯並びの状態、治療時期等によって異なります。
ステップ治療(Ⅰ期治療とⅡ期治療に分けて治療する方法)の場合:
- Ⅰ期治療 22万円~33万円(税込)
- Ⅱ期治療 44万円~55万円(税込)
永久歯列からの治療の場合:
- 66万円~88万円(税込)
通院毎に調整観察料(1,100円~3,300円 税込)がかかります。
Ⅰ期治療の治療期間は約半年~1年半、永久歯列の矯正治療は約2~3年の治療期間が必要です。
その間、月1〜2回程度の来院が必要です。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
矯正治療は生体に変化を加えながら行う治療です。患者様の協力が必要であることはもちろんのこと、予期しない生体反応が生じる可能性もあります。可能な限りリスクを抑える治療を行いますが、リスクをゼロにすることはできません。主なリスクや副作用は下記の通りです。
- 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。
一般的には数日間〜1,2 週間で慣れてきます。 - 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、
矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。 - 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、
また歯が磨き にくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、
さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、
かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。 - 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、
歯並びや咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。 - あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。
また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。 - 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
よくある質問
いつごろからはじめればいいのですか?
人によって個人差があります。まずご相談ください。
期間はどのくらいかかりますか?
だいたい2~3年かかります。できるだけ早い治療を目指しております。
費用は分割で支払えますか?
矯正料は高額なため無理のないお支払い方法をご提案させていただきます。
お支払いは1年以内であれば分割可能です。